家 売る 相場
今までお住まいだった家を売る、こんな悲しいことはないですよね
購入した時には一世一代の買い物だったはず
はじめまして、宅地建物取引士の梅本哲男です
長年住んだお住まいであるのか、たまたま短い期間なのかは人それぞれ
どんな年月であっても、思い入れはあると思います
思い出があるとどうしても「家を高く売りたい」と思いがちですが、 家を売る場合おいては基本的に需要と供給によって相場が変わります
しかし、正直家を売るのに相場はあってないようなものです
唯一あるとすれば土地の価格
路線価という土地の価格の基準になる指標があり、路線価と対象の土地の地域性によって価格が決まります
つまり、家を売るときに問題となるのが建物
建物は耐用年数や状態、地域性によっても大きく違います
ここが一番難しいところ
また、不動産を仲介する業者の得意不得意によっても変わってきます
例えば建売りを得意とする不動産業者であれば、 建物は無視して土地の価格が基準となります
中古物件の売買を得意とする不動産業者であれば、建物の状態なども考慮してくれるでしょう
このようにどういった不動産会社を選ぶかによって、売る時の価格が変わってくるのです
不動産比較サイト 利用者ランキング
これまでもお話してきた通り、家を売るときの不動産会社選びというのはものすごい重要な要素です
以前ですと、大手に頼んでも思ったような査定が出なかったとか、地元密着の不動産会社にお願いしたら土地価格しか見てもらえず売却することができなかった、なんてこともよく聞きました
ですが最近では、不動産の査定をしてくれる会社を比較検討するサイトがあります
1回の入力で、複数の最適な不動産会社を自動的に選択してくれ、後は高く売ってくれそうな会社を選べば良いのです
私のところに来られた依頼であったとしても、私の得意分野でなければお断りし、こういったサイトをおすすめしています
それが、家を売るお客様の幸せにつながりますから
こういった比較サイトも利用者が多ければ、それだけ経験と実績を積んでいると思われますので、利用者が多い不動産査定一括サイトをランキングしてみました
家 売る ローン残ってる
ローンが残っている家を売る、これほど難しいことはありません
なぜ難しいのかと言うと、家を売るにはローンを組んだ銀行の許可が必要なのです
銀行としては、家を売る時点でローンを全額返してもらいたいと考えます
もし家を売る価格がローン残高よりも少ない場合、つまりローンが残ってしまう場合は、ローン残高を一括で支払えない限り銀行は家を売る許可を出さないでしょう
(ローンがある間、権利はある意味銀行が持っている)
バブル崩壊前のように、土地の価格が上がり続ける時代は、家を売るときには良かった
銀行からお金を借りても、家を売る頃には土地の値段が上がり、ローンを簡単に返せたものです
しかしこのご時世、土地の価格は右肩下がり
土地の価格だけではローンを返せない場合が多いので、家を売る際、建物をどう査定してもらうかが重要になります
ここが不動産会社の腕の見せ所
土地と建物を含めて、ローンが返せる価格での売却を手伝ってくれる、そんな不動産会社を見せることが大切です